失敗しない氷出しコーヒーの作り方!とろける美味しさを味わおう!

今回は、46メソッドで有名な粕谷さんが絶賛する氷出しコーヒーを試してみました。

水の代わりに氷を使うコールドブリューは、シンプルなアイデアに基づいています。

氷が溶ける過程でゆっくりと抽出するため、通常の水出しコーヒーとは異なる深いコクを楽しめます。

この記事でわかること
– 氷出しコーヒーの作り方
– 失敗しないコツ
– 氷出しコーヒーの味わい

基本的な手順は、コーヒー粉の上に氷を置いて5〜6時間待つだけという簡単なものです。

再現性を高めるコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

■氷出しコーヒーに必要なアイテム

氷出しコーヒーは、その名の通り、氷が溶けることで生じる水を使って抽出するコーヒーです。

ゆっくりと時間をかけてコーヒーの成分を引き出すため、通常の水出しコーヒーよりも深いコクととろみのある質感が楽しめます。

必要なアイテムはこちらです↓↓

### 氷出しコーヒーに必要なもの

– 氷
– ドリッパー
– サーバー
– フィルター
– コーヒースケール

たくさんの氷を乗せるので、大きめのドリッパーを使うと良いでしょう。今回はハリオV60の02サイズを使用しました。

■氷出しコーヒーを淹れてみた

### 抽出レシピ

– コーヒー豆:30グラム
– 挽き具合:細挽き
– 氷の量:300グラム
– 水の量:60グラム

氷出しコーヒーのレシピはとてもシンプルです。挽いたコーヒーの上に氷を置いて、あとは待つだけ!

約5時間で抽出が完了します。

### 作り方

**STEP1: コーヒー粉をセット**
細挽きのコーヒー豆30グラムをフィルターに入れます。

**STEP2: フィルターを設置**
コーヒー粉の上にフィルターを置きます。普通のフィルターを切って使用します。

**STEP3: 水を注ぐ**
60グラムの水をフィルターに注ぎます。

**STEP4: 氷を乗せる**
コーヒー粉の上に300グラムの氷を乗せます。

**STEP5: 待つ**
氷が溶けきるまで放置します。

**STEP6: 完成**
約5時間後、氷が溶けきったら完成です!

■氷出しコーヒーのコツ

### フィルターをセットする
氷を乗せる前にフィルターをセットし、先に水を注ぎます!

この手順を踏むことで、コーヒー粉全体から均等に抽出でき、失敗のリスクを大幅に減らせます。

以前はこの手順を省略して直接氷を乗せて抽出していました。その結果、うまくいくときもあれば、味が薄くなることもあり、ムラが出ていました。

### コーヒー粉の状態
完成後のコーヒー粉を見ると、水が全体にしっかり行き渡り、均等に抽出されているのがわかります。フィルターをセットするというひと工夫が非常に効果的です。

氷出しコーヒーを作る際には、この2つのポイントをしっかり押さえましょう!

■氷出しコーヒーの味わい

今回使用したコーヒー豆は、ブルーボトルコーヒーの「スリーアフリカズ」。これはフルーティーな香りが特徴の浅煎りブレンドで、ブルーボトルコーヒーの店舗ではコールドブリューとして提供されています。

この豆がとても美味しかったので、氷出しコーヒーで試してみました。

完成したコーヒーを試飲してみると、本家のコールドブリューよりもかなり濃厚な味わいに仕上がりました。

しっかりとした濃厚な味と深いコクが感じられます。フィルターを通しているため微粉がカットされて後味はすっきり。エチオピアやルワンダ産の豆が持つ独特の酸味もあり、とろみのある質感が最高です。

本家のコールドブリューがすっきりした味わいであるのに対し、氷出しコーヒーは濃厚でコクが深いのが特徴です。

結論としては、どちらも非常に美味しいです…!

以前、点滴式の水出しコーヒーを試しましたが、その時の味に非常に近いものがありました。

濃厚でコクのあるアイスコーヒーを楽しみたいなら、氷出しコーヒーが一番です!

■氷出しコーヒーに適した豆

氷出しコーヒーは、水出しコーヒーよりもさらに低温で抽出するため、濃度が高くても苦みが抑えられるのが特徴です。また、点滴式に近い抽出方法により、豆の旨みをじっくりと引き出すことができます。

深煎りの豆を使うと、雑味が少なくなり、より深いコクが楽しめます。一方、浅煎りの豆を使うと、豆本来のフルーティーな酸味が味わえます。

氷出しコーヒーは、コーヒー豆の良さをストレートに楽しむことができるため、スペシャルティコーヒーとの相性が非常に良いです。

スペシャルティコーヒーの最大の特徴は、コーヒー本来のフルーティーな風味です。

浅煎りの豆はフレーバーを感じやすいので、個人的には浅煎りのスペシャルティコーヒーをおすすめします!

■氷出しコーヒーまとめ

濃厚でコクのあるアイスコーヒーを楽しみたいなら、氷出しコーヒーがおすすめです。急冷式のアイスコーヒーとは異なり、とろみのある質感が特徴です。

今回紹介した「粉の上にフィルターを置いて先に水を注ぐ」というレシピは、再現性が高くおすすめです。

作るのに時間はかかりますが、手順自体はとてもシンプルです。

まだ氷出しコーヒーを試したことがない方は、ぜひこの方法を参考にしてみてください!

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